病院食

病院食を食べる。全体的に味が薄い。

病院食には偶によくわからない料理が出てくる。
白くて細いアスパラガスのようなヌルつく棒、何かで味付けられた何かの野菜の何か、手足の生えた魚の煮付け。

それらを食べるときには舌が敏感になる、気がする。頭が口の中に集中する。
舌が全力で上に乗るものが何者かを確かめようとする。データベースが貧弱なのでエラーを吐き出します、該当ありません、よくわからないまま飲み込む。

よくわからない食べ物を食べるときは味覚が鋭くなる。これは当たり前の本能かもしれない。
味覚というものは食べられるものと食べられないものを見分ける為に身についた感覚だろう。
いつか空から降ってきた謎の種を植えた地面から生えてきた謎の実を食べる時、昔の人はこの味覚を全力で使ったのかもしれない。
うわっ、なんだこの食感は、これはきっと食えたものではない。赤いし。赤は危険。生トマトは人の食べるものではないです。

よくわからない料理は舌から一気に色々な情報が流れ込んでくる。
グニグニとした食感、咀嚼する度に滲み出てくる汁、甘味、苦味、辛味(からみ、つらみではないです)、辛味(つらみ、肉が食べたい)、味付けと素材の味の曖昧な境目をなぞるうちに喉の奥に消える。
よくわからない。よくわからない料理を食べるのは体力を使う。

安らぎを求めて馴れ親しんだブロッコリーに箸を伸ばす。茹でられたブロッコリー
頭は「ああ、ブロッコリーですね」と自動で納得し始める。楽だ。
口に入れた。一瞬、何故かソース焼きそばの味がした。
舌が仕事の手を抜きすぎだ。

味が薄い。マヨネーズが欲しいと思った。

胃カメラの話

胃カメラを飲みました。

なんで入院してるの?と聞かれるんですが、自分でもよくわからないので答えられない。原因不明の病とはまさにこのこと。

流されるまま入院して、流されるまま色々な検査をしている途中で、担当の先生から小声でボソッと「胃カメラするかも…」と言われて、小声で言うことは大抵本当に言いたいことなのでそこで胃カメラを覚悟しました。

夕暮れの通学路で別れ際に制服の女の子に「すき…」とか小声で言われたかった。

胃カメラはめっちゃつらいイメージしかなかったので猫背で検査室に行った。
待合室に着いたら「じゃあまずいと思うけどこれ飲んでね」とコップを渡された。胃を綺麗にする薬らしい。

隣の細いおじいちゃんは渡された瞬間にスッ…と飲み干していて、歴戦の猛者みたいな感じがした。病院は病弱そうな人ほど歴戦の猛者みたいな感じがして面白い。弱そうなおじいちゃんが実はめっちゃ強いみたいな展開がすごい好きだ。

まずい水を飲み干して、またボーッとしながら椅子に座って本読んでたら隣にお母さんに連れられてきた女の子が座った。
こんな子も胃カメラするのか…つらそうだな…大丈夫かな…と心配してたら、看護婦さんも心配だったらしく「このお薬まずいと思うけど頑張って飲んで!頑張ってね!」と精一杯励ましていて、僕も心の中で「頑張れー…」と励ましていたら看護婦さんに「はいじゃあこれ飲んで」と同じ薬を渡されて「えっ、俺さっき飲まなかったっけ、いや、さっき同じやつ、あれ、えっ」と動揺した。
何も言わずに飲んだ。

そのあと喉の麻酔ということで氷みたいなものを口に放り込まれた。トロトロ状の麻酔を凍らせたものらしく、舌で転がして溶かして飲み込むらしい。口の中の感覚がなくなっていく。まずい。あっ、まずい(麻酔のイントネーションで)。

なんか喉の麻酔切れてきた気がしてきた。

ドキドキしながら検査室に呼ばれてそこで霧吹きタイプの麻酔を喉に吹きかけられたのでよかった。再び喉の感覚がなくなる。

看護婦さんに「肩の力抜いてね、抵抗すればするほど苦しいからね、口を開けたままゆっくり鼻から吸って口から吐く」と言われました。社会みたいだと思った。言われた通りにちょっと練習してみたら口開けてすごいアホみたいだったのでもう本番でやることにしました。

「じゃあ入れますね〜」ってすごいナチュラルに入れてくるので覚悟する暇がなくて、入れられた瞬間が一番つらくてオエッとなることはなかったんですが、喉にモノが突っ込まれて身体の中にチューブが入ってくる感覚がしてすごい違和感があった。チューブのすごい根元まで入れられ「これ胃カメラじゃなくて腸カメラじゃん…」と涙とよだれを流しながら思った。あとは必死に呼吸してたら終わっていた。以上です。というか胃カメラの話ほとんど言うことがないですね。なんで胃カメラでブログ書こうと思ったんだ。

胃カメラの話おわり。

焼肉レポ

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今日は焼肉を食べました。写真はいま「焼肉」と検索して出てきたおいしそうな肉の写真です。
久しぶりだったので食べる前からテンションが上がりっぱなしだった。
 
 
時間制限の食べ放題、ラストオーダーまでの一本勝負。
食べ放題は己の胃袋と時間との対話で、限られた胃容量と時間の中でどれだけ肉幸福度を高められるかの戦いで、最初のオーダーが全てを決めると言っても過言ではないです。
 
 
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早速ソーセージを放り込む僕。友達に「お前は何を食べに来たんだ!」と怒られる。
 
たしかに目の前の掴みやすい小さい幸福に手を出してしまったのは迂闊だったと反省しました、まるで僕の人生そのものだ。焼肉は人生を映す鏡。
まだだ、まだ挽回はできる!
 
 
 
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サンチュを大量に頼む僕(画像はイメージ)
 
 
ここらへんから辛味噌食べてるのか肉食べてるのかわからなくなってくる。
 
なし崩し的にご飯(大)をおかわりして、焼肉はあっという間に終盤へ。普通にお腹いっぱいになる。
結局胃袋とも時間とも対話できずヘラヘラ笑ってたら終わりました、まるで僕の人生そのものだ。焼肉は人生を映す鏡。
 
 
以上です。

牛丼とタバコと孤独

家に居ても気分が乗らなかったので、今日は外に出てカフェでパソコンを開いて作業をしていた。

カフェと言ってもミスタードーナツで、ここはコーヒーのおかわりを店員が注ぎに来てくれるのがいい。

僕はコーヒーを飲み過ぎると手が震えてしまう。カフェインに弱い体質なのかもしれない。5杯目を過ぎたあたりで手が震えてきたので、それ以降はコーヒーをちびちびと少しづつ飲んだ。

 

作業がきりのいいところまで終わったので、パソコンを閉じ、気分転換に持ってきた文庫本を一章読み進めて、コーヒーを胃に流し込んで店を出た。外はすっかり暗くなっていた。

自転車に乗っていると家に帰って夕飯を作るのが億劫になったので、帰り道にあった牛丼屋に寄ってそこで夕飯を済ますことにした。

店に入ると、普段の牛丼屋とは少し違う雰囲気、なんとなく違和感を感じた。

 

どこか困ったような店員と、何もせずに店の中をうろついている老人がいた。客は他にはいなかった。

カウンターに座り、牛丼の大盛りを注文した。

その間も、老人は何をするでもなく、店の中をうろついていた。注文した牛丼が届くまで僕は気の落ち着かなさを感じていた。

考えてみると牛丼屋の中をうろつく人に遭遇したのはおそらくこれが初めてだ。

牛丼屋では皆がまっすぐに席に座り、食べ終わるとお金を払いまっすぐに店を出ていく。この店に入った時に感じた違和感の正体はこれかもしれない、と思った。

 

店には、店ごとの秩序がある。カフェは静かに座りあるいはコーヒーを飲みながら談笑し、牛丼屋はまっすぐ丼に向かい、服屋はうろつき店員に話しかけられるものだ。

そう考えた時、牛丼屋をうろつく老人は無秩序であり、その店にとって異質なものであった。

 

そんな違和感について考えているうちに、いつものように牛丼が出てきた。

紅ショウガと七味をかけ、無言で丼をかっこんでいると、老人が店員に話しかけ始めた。

話の内容は有って無いようなものであった。

今の時期の期間限定メニューはこれなのか、おいしそうだな、頑張れよ若者、お互い頑張ろうな。

店員は苦笑いを浮かべながら無言で頷いていた。そのどこか少し呆れた様子を見ると、僕がこの店に入ってくる前にもこの光景は繰り返されていたのだろうな、と思った。

 

老人は既に牛丼を食べ終わったのだろう。そしてこの店をうろついている。店員に他愛もない話を持ちかけている。

そんな話も尽きたのか、老人がゆったりと出口に向かっていくと、店員は少しほっとしたような様子だった。牛丼を食べる手は止まっていた。

店員が進んで自動ドアを開き、老人が店を出るかと思った寸前で何かに憑りつかれたかのように動きが止まる。

黙ったまま、開いた自動ドアの前でじっと動かない。『ありがとうございました』という機械的な自動音声が流れる。

 

その老人を見て思ったことは「孤独」だった。

これは勝手な想像かもしれない。家に帰れば息子夫婦がいて、孫とゲームで遊んでいるのかもしれない。

だが、牛丼屋をうろつき、店員に話しかけ苦笑いであしらわれている老人のその姿を、自動ドアの前でじっと動かない背中を見て感じたことは「孤独」だった。

 

老人は自動ドアから引き返し、近くの椅子に座った。

結局、老人が店を出るより、僕が牛丼を食べ終わる方が早かった。

お金を払い、店を出る時に横から老人の視線を感じた。どうしてか僕は老人の方を見ないようにして店を出て、自転車に乗った。

『ありがとうございました』

 

自転車に乗りながら少し孤独のことについて考えていた。自転車は孤独だ。

スピードに乗ると冷たい風が顔に当たって気持ちいい。しばらくすると孤独のことを考えるのはやめていた。

鼻歌を歌いながら、目についたものでなんとなくダジャレを考えていた。自販機の反旗、自販機はマジファンキー。

橋の手すりに寄りかかりながらタバコを吸う老人が見えた。

さっきの牛丼屋の老人よりは一回り若いだろう、と思った。

一人で夜の川に向かってタバコを吸っている姿を見たとき、ふと「孤独」であると感じた。だが先ほど感じた「孤独」とは違う気がした。

 

そのタバコを吸う姿は、一人の世界に浸っているように思えた。

一人だけで世界が完成していた。

能動的な孤独、受動的な孤独。そんな二つに分けられるなら、これはおそらく前者だ。

 

「人は生まれながらにして孤独」と今日も世界中の誰かが言っている。「一人では生きていけない」とも。

孤独に種類があるのだろうか、一様な孤独などあるのだろうか、孤独は悪いものだろうか。

 

自転車がスピードに乗ってきたので、またダジャレを考え始めた。

プレイリスト

今日は久しぶりに徹夜をしました。夜中の4時に飲むレッドブルは味がしなかった。

とはいってもその前に昼寝をしまくったので睡眠時間自体はあまり変わらなかったと思う。しかも浮いた時間の分だけラジオを聴いたり本を読んでしまった。ラジオはいい。

そして今日も昼寝をしました。時間の使い方が下手すぎる。

でも今日は雨が降る前に洗濯物を取り込めたのでよかった。洗濯物に勝った。

こんなことで幸せを感じてる自分は大丈夫なのか。

 

 

明日聴くプレイリストを作るのが楽しい、と聞いて楽しそうだったので自分もやってみました。10曲だけ選ぶ、と決めて作りました。そうしなければたぶん好きな曲を手当たり次第に追加し続けてしまう。

明日の予定を確認しながらどんな気分で過ごしたいかな、などと考えるのは確かにいいかもしれない。

 

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自分でもどう過ごしたいのか全く分からないという結果になってしまった。

とにかくハッピーで元気になりたいということだけは分かった。

 

明日の朝ごはんは納豆を食べよう。

μ's Go→Go! LoveLive!2015 ~Dream Sensation!~2日目に行ったというレポ

さいたまスーパーアリーナに行ってきました。

僕は最速先行抽選から応募し続けてすべて外れてワンカップ片手に夕日射す公園のブランコでうなだれてたんですけど、アリーナ席のチケットを二枚当てた友達が一緒に行こうと誘ってくれたので会場に行くことができました。

持つべきものは(アニメとかオタク文化に全く興味なかったのにラブライブの曲を聴かせてアニメ一話を見たらドハマりしてたった一年でライブの先行抽選でチケットを勝ち取るようにまでなってくれた)友だ…と思った。

 

ライブの感想は「最高………」の一言なんですけど、それだと味気ないので2日目のセットリストに沿って勢いだけでその時のアレとかソレを書いていきます。

ライブ終わった直後なのにTwitterにセットリストが流れてくるの本当にすごいと思う。メモでもしてるんだろうか(ライブ終わった直後は飛び跳ねた記憶しかなかった)

 

~~~

 

遅刻ギリギリで会場に入る。

友達「お前といると予定通りに進んだことがない」

僕「ごめん…(本当にそうなので謝るしかない)」

会場に入ってすぐ物販で買っ(てもらっ)たTシャツにコソコソ着替えラブライブレード(光る棒)を袋から取り出す。友達には感謝しかない。秋葉原でラーメンを奢った。

友達「色の光る順番を記憶できるらしい」

僕「始まる前に設定するか」

 

1.それは僕たちの奇跡

僕「もう始まったーーーーーー!!!!!!!」

会場「ワーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」

友達「ねえ!!!!!!!なんか2色しか光らない!!!!!!!」

僕「最高だーーーーー!!!!!!!」

友達「2色しか光らなくなっちゃった!!!!!!!!!」

 

2.僕らのLIVE 君とのLIVE

全てはここから始まった……(やはりとても最高)

僕「やはりとても最高ーーーーーーー!!!!!!!!!!!」

友達「うおーーーー!!!!!!!!!(2色しか光らない棒を振り回す)」

 

MC

久保ユリカさん「ダレカタスケテ~!!」

僕「チョットマッテテーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!(緑色のブレードを振りまくる)」

このコールがずっとやりたかったので本当に楽しかった……コールは最高……

ここで友達のブレードが全色光るようになる。

友達「2色しか光らなくてマジで焦った……」

 

3.夏色でえがおで1,2,Jump!

僕「夏が来た……」

曲が始まる前に会場が次々とピンクに光っていくのがとてもよかった。

ここらへんでヒートテックのタイツを履いてきたのが大失敗だということを悟る。

 

 

 

ドラマパート

ラブライブのライブは声優さんだけじゃなくキャラクターも前面に押し出されていて、ラブライブ!という世界観がそのライブにあるのがとてもいい、と思う。

作中のその曲でキャラクターがやっていた踊りや髪型、衣装などが徹底されていて、スクリーンにも歌ってる声優さんの映像だけでなくてそれにシンクロしてアニメの映像とかが流れてて、いまラブライブ!のライブにいるんだな…という気持ちになるんですね。細かいところまで手が込んでて、会場に来てる人たちを楽しませたい、という思いが伝わってきて嬉しくなる。声優さんやそれを支えるスタッフの人たちによって作りこまれた2.5次元のエンターテイメント空間、これは本当にすごいと思う。

テンションで文法が崩壊しないうちに書きました。

 

4.ユメノトビラ

(全員がユメノトビラの時の衣装と髪型で登場する)

僕「ラブライブだ……(曲始まってないのに感動が最高潮に達する)」

衣装が本当にかわいかったしその衣装を楽しそうに着るメンバーがよかったしアニメのにこにーと同じおだんごヘアーの徳井青空さんが本当にかわいかった。

 

MCが入って、ここからゲーム曲へ。

 

5.タカラモノズ

ポンポン持って踊ってるのが本当によかった。

僕「ポンポン持って踊ってるの本当にかわいいーーーーー!!!!!!!!」

 

6.Shangri-La Shower

ここでゲーム曲の予習不足が発覚。

ごめん…ごめん…と思いながら会場の勢いに乗って盛り上がってました(めちゃめちゃ楽しかった)

 

アニメパートが挟まり、ここから怒涛のBlu-ray曲へ。

 

7.シアワセ行きのSMILING

新田恵美さん「シアワーセをー!」

僕「HAPPY!!!!!!!!!!!!!!!」

世界がHAPPYになる。

 

8.ずるいよMagnetic today

イントロが流れた瞬間に一瞬で沸騰する会場。

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(画像はイメージです)

僕「ヤバい……」

友達「おい……これはヤバくないか……?」

歌いながらゴンドラで会場を凱旋するPile様と徳井青空さん。

僕「あああぁぁぁぁぁ………!!!!(夢中で赤いブレードを振る)」

赤とピンクの光に包まれるアリーナ、これは本当にすごかった……

友達「これはヤバくないか………?」

(ここから友達がうわごとのようにPile様…真姫ちゃん…と言い始めるようになる)

 

9.くるりんMIRACLE

飯田里穂さん「とっても!とっても!」

会場「MIRACLEー!!!」

飯田里穂さん「きっとね!きっとね!」

僕「MIRACLEーーーー!!!!!!!!(楽しい)」

すごく楽しくて飯田里穂さんがすごくかわいいすごい曲ですごかったです。

 

10.Storm in Lover

青い光の中で歌う三森すずこさんとナンジョルノの二人がカッコよかった……歌めっちゃうまい……

あと何言ってるか分からないと思いますが会場が燃えた。

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(画像はイメージ)

 

11.もしもからきっと

僕「女神だ………………………………………………………………

くっすんめちゃめちゃ歌上手くなった……青い光の中で歌う女神(楠田亜衣奈さん)をずっと目開けっぱなしで見ていたので眼球の水分がなくなる、視力がゼロに。以降第三の眼が開眼。

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12.好きですが好きですか?

イントロが流れてきた瞬間、一瞬で会場の空気が変わる(一部の狂気じみた信仰心が会場に漏れ出てくる)

そして久保ユリカさんと内田彩さんが制服エプロン姿で出てくる。

僕「えっ?えっ???っ??えっ??(目の前の出来事に理解が追いつかない)」

二人「好きですが好きですか~?」

僕「ッッッッッァ~~~~~~~~~~~

言葉にできない

言葉にできない

 

 制服エプロン姿(本当に天使)で炊飯器持ってる(本当に米が入ってたらしい)久保ユリカさんに向かってシカコー!!シカコー!!と緑色を振って叫び続ける(シカコというのは久保ユリカさんの愛称です)

すると久保ユリカさんゴンドラに乗ってマジで目の前にやってくる(マジでヤバい)

僕「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ーーーーーー!!!!!!!!!久保ユリカさん!!!!!!!!!!!!(どうしていいか分からず頭を抱える)」

 

13.ススメ→トゥモロウ

そしてそのまま突き抜けるようにススメ→トゥモロウのイントロが流れてきて思わず「マジで?」と何もない空間に聞いてしまいました。

爆発的に盛り上がった……ここでスクリーンにアニメのシーンが流れ、思い出が蘇り感動して泣きながら笑って飛び跳ねるという竹中直人ばりのジレンマに陥る。

 

14.Love wing bell

ウエディングドレス姿の飯田里穂さんが登場する(全てを心が理解する)

隣の人「あぁ…………ぁ………………

僕「おめでとう……おめでとう……」

隣の人「……………………(キラキラと光る黄色を持ったまま動かなくなる)」

飯田里穂さんが美しすぎた。それを紳士にエスコートする久保ユリカさん、キメ顔のナンジョルノ、ステージライトで輝く幻想的なバージンロード。

僕「ああああ~~~~~~~~(ボロボロ泣く)」

 

12、13、14の流れは心臓が止まるかと思った。

 

15.Dancing stars on me!

アニメとまったく同じ衣装で登場するμ'sのみなさん(めっちゃかわいい)

僕「ラブライブ…………………(二回目)」

ここらへんから興奮しすぎて記憶が曖昧になってくる。

 

曲が終わるにつれてステージが塔の形に変形していって、周りでいちごのぬいぐるみを持つμ's(楠田亜衣奈さん以外)とその頂上に立つ楠田亜衣奈さん。

僕「一体なにが起きてるんだ……?」

突然の出来事に戸惑っている楠田亜衣奈さん(かわいい)

「ハッピバースデートゥーユー!ハッピバースデートゥーユー!」

僕「あっ…ステージが誕生日ケーキになってる…」

会場「(全てを悟り大合唱になる)」

みんな「くっすん誕生日おめでとー!!!!!!」

楠田亜衣奈さん「もう~…本当にびっくりした~~…(ボロボロ泣いてる)」(本当に何も知らなかったらしい)

僕「くっすん……おめでとう……(もらい泣き)」

本当によかった……

全然関係ないけど小学生の頃バスの中で人から人へのもらいゲロの連鎖が止まらなくなったことがある、あれは地獄だった。

 

16.もぎゅっと"Love"で接近中

久保ユリカさん「もっぎゅ~!」

僕「ひゃあぁ~~……(顔を抑えて俯く)」

 

17.そして最後のページには

もうここらへんから感情のネジがゆるゆるになって「最高……」しか言えなくなってしまう。

友達「本当にいい歌……」

隣の人「(泣いてる)」

 

18.Snow halation

衣装替え明け、二期ライブ前の台詞、しっとりとイントロが流れてきて感動で鳥肌が立つ(スクリーンに流れる映像がPVと二期のライブのどちらもあったのが本当によかった……)

曲の間ずっと感動してしまって、無言でサイリウムを振った。

会場がオレンジ色に染まるアレもやれたので本当によかった……UOがなかったので指を折った(客席がオレンジ一色になって会場と映像がシンクロしたとき感動しすぎてむせそうになった)

これも全然関係ないんですけど、子供の頃車の中でカラムーチョとペプシを一緒に飲み食いしてたら気持ち悪くなってむせてその勢いでゲロを吐いたことがある。ゲロの話ばかりだ。

 

19.Wonderful Rush

僕「うわああああマジかよ!!!!!!!!」

マジでWonderful Rushで「ハイ!!!!!!!!ハイ!!!!!!!進め!!!!!!!!!!」と一気にテンションが最高潮になり飛び跳ねすぎて友達の足を踏む。

僕「ああああああーーーーーーーッッッ!!!!!!!!(ピョンピョンピョンピョンピョンピョンピョンピョンピョンピョンピョンピョン)……最ッ高…………………」

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お母さん…………俺は空に触れたよ………………

 

20.No brand girls

僕「Oh yeah!!Oh yeah!!Oh yeah!!Oh yeah!! Hi!!Hi!Hi!! Hi!Hi!!Hi!! Oh yeah!!Oh yeah!!Oh yeah!!Oh yeah!!Oh yeah!! Hi!!Hi!Hi!! Hi!Hi!!Hi!………」

勇気で未来を見せて…………………………

 

21.KiRa-KiRa Sensation!

ここでこんなの流されたら……

僕「絶対に泣いちゃうだろ………(タオルで目を覆う)」

会場に舞い上がる銀紙に包まれながらキラキラ歌うμ'sがKiRa-KiRa Sensationだった……(頭の中の言語と文法が崩壊し始める)

 

KiRa-KiRa Sensationなままステージからいなくなるμ'sのみなさん(胸が張り裂けそうなくらい悲しい)

僕「アンコール!アンコール!アンコール!エホッ!アンコール!アンコール!エホッ!アンコール!エホッ!エホッ!アンコール!アンコール!アンコール!エホッ!エホッ!アンコール!エホッ!エホッ!エホッ!エホッ!」

友達「(死んでる)」

 

ここからの演出がまたズルい。ステージの袖からμ'sのメンバーが会場を見ている、っていうアニメがスクリーンに流れ始めるんですけど、もう本当に嬉しくなってしまう。コールが本当に楽しかった……

真姫ちゃん「真姫ちゃん最高?(かわいい言い方)」

僕・友達「さしすせそーーーーー!!!!!!!!」

真姫ちゃん「よくできました(ツンツンしててめっちゃ嬉しそうですごくかわいい)」

僕・友達「ヤバすぎる………(ヤバすぎる)」

さらにここから「10人目のメンバー」ってことで会場がμ'sの円陣に参加できる演出があってめちゃめちゃ楽しかった……

みんな「10ーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」

 

22.僕らは今のなかで

それぞれが好きなことで頑張れるなら……新しい……場所が……ゴールだね……

僕「最高すぎる……最高すぎる……」

ラブライブの思い出が走馬灯のように流れてくる(ここらへんからずっとポロポロ泣いてしまっている)

 

 23.SENTIMENTAL StepS

ステージ上で輝く9人と同じ9色のサイリウムが大きく、波のように揺れて、アリーナはまるで光の海だった。

会場が一つになる(本当に一つになった)

 

そして光の海のからいなくなるμ's(会場がざわめき始める)

僕「一体……一体これは……」

 

ふと、声が聞こえた。

「もう一回……」

 

僕「ッ…!!もう一回…!!もう一回…!!」

みんな「もう一回!!もう一回!!もう一回!!もう一回!!もう一回!!もう一回!!もう一回!!もう一回!!………………」

 

24.Happy maker!

ライブTシャツで帰ってきたμ's!!!!!!!!!!!!!!!

新田恵美さん「まだまだ行くよ~~!!!!」

僕「ひゃ、あああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(嬉しすぎて泣く)」

踊れみんなが大好き……!!!!!!!

 

25.Oh, Love & Peace!~26.Dreamin'Go!Go!

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(画像はイメージ)

 

そして最後の演者挨拶、みんなのライブに懸ける熱い思いが伝わってきて心に響きすぎてラブライブレードが壊れる(すぐ直ったのでよかった)

久保ユリカさんの挨拶には本当に心を打たれた……最高……

 

27.愛してるばんざーい!(Piano Ver.)

ピアノバージョンのイントロが流れてきて、思わず息をのんでしまった。

そして会場全体での大合唱に(スクリーンでは卒業式のシーンが映っててこのライブの中で一番感動した……)

 

28.どんなときもずっと

たまにはゆっくり君のペースで

やりたいことたち 見つめてごらん

その後がんばれ! 全力でね

気分が晴れて 大空へ舞い上がるよ

 

ありがとう、ラブライブ

赤信号

息抜きに外へ出た。

夜の空気は冷たく澄んでいて、歩きながら深く呼吸をすると煮詰まっていた頭が冷えていくような感覚がした。
この感覚はとても好きだ。
上からパラパラと雪が降ってきて、携帯で気温を見ると0℃と表示されていた。
 
 
いつものようにコンビニに向かい、ホットココアを買った。
喫煙スペースの隣に立ち、容器を振ってからココアを一口飲んだ。全身に甘さが広がっていくような気がした。
キャップを緩く閉めてから家へ歩き始めた。
 
 
この時間になると車も滅多に通らず、遠くからでもタイヤの地面と擦れる音がよく聞こえる。
にも関わらず信号機は点滅せずに、規則的に赤と青を繰り返し続けていた。
 
 
信号機の意味はなんだろう。
主な目的は安全のためだと思う。
それならば、安全と確認できさえすれば赤信号でも横断歩道を渡っていいのだろうか。例えばこの周囲に車の一台も見当たらない横断歩道の赤信号を。
 
 
青信号になるまで待ち、横断歩道を渡った。
しばらく歩くと後ろから車の進んでくる音が聞こえてきた。歩道のない道だったので、少し左へ寄った。
人通りも少ない夜だったせいか、標識の制限速度よりもスピードが出ていた、ように感じた。夜だから速く感じたのかもしれない。
すぐ隣を鉄の塊が通過したにも関わらず、恐怖や焦りは微塵もなかった。
 
 
道路というものは信頼の積み重ねなのかもしれない、と思った。
車は左側を通行する、人は路側帯を歩く、赤信号は進まない。決められたルールに従って、この道路に信頼が積み重ねられてきたのだと思った。
 
 
だからすぐ隣を車が通過しても恐怖はない。信頼があるからだ。
車線もなにも引かれていない空間で、こちらのすぐ隣を目がけて数千kgの鉄の塊が突っ込んできたら、それはきっと恐怖だ。本能が命の危険を感じ、とっさに逃げようとすると思う。
 
 
赤信号を渡らないということは、その道路に信頼を積み重ねる行為なのかもしれない。
そんなことをぼんやり考えながら歩いていたら家の前に着いたので、少し冷えてしまったココアを飲み干して、玄関のドアを開けた。