読んだ漫画の話

蒸し暑いですね、いかがお過ごしでしょうか。僕は先日から風邪を引いてしまい、時間が空いたら横になり体力を回復して行動するというメタルギアソリッド3みたいな生活をしています。

 他県の人に晴れている空の写真を送ったら「色が薄すぎる」「晴れが陰湿」と言われました。晴れが陰湿って初めて言われた。

 

最近また読んだ漫画が溜まってきたので、好きなものを感想と一緒に並べていくやつやります。

 

 

トクサツガガガ 1 (ビッグコミックス)

トクサツガガガ 1 (ビッグコミックス)

 

 

 本当に面白い漫画です。子供の頃に抑圧されていると、大人になって自由にものが買えるようになって、爆発しますよね。特撮への愛が。

熱量がすごいです。あと小ネタも本当に面白い。せっかく日曜に早起きしたのにゴルフか…。

好きなものには、年齢も性別も関係ないのだ…。大人になった人たちのための、大人の漫画。最高。

 

  

 

BLUE GIANT(1) (ビッグコミックス)

BLUE GIANT(1) (ビッグコミックス)

 

 

本当に面白いです。さっきから「本当に面白い」しか言ってない気がするんですけど、そうなんだから仕方がない。

とにかく熱量がすごい。読んでいると、紙の本から激しいジャズの音色が聴こえてくるような、そんな漫画です。描き込まれた一枚絵には度肝を抜かれる。あと表紙がめちゃくちゃカッコいいですね。

成長する少年と、そしてそれを見る人、支える人たちの漫画。最高。

 

 

 

波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)

波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)

 

 

ここまで面白い漫画を描ける沙村広明の脳内の構造はどうなってるのか、恐い。舞台は北海道の地方ラジオ局、圧倒的な画力と台詞回しのセンスと散りばめられる細かいネタの奔流で胃もたれするくらいカロリーの高い漫画。最高。

 

 

 

聖樹のパン(1) (ヤングガンガンコミックス)

聖樹のパン(1) (ヤングガンガンコミックス)

 

 

ハートフルペンション建て直しラブコメの皮を被ったパンのレシピ本、と思うくらいパンの情報量が深いです。表紙が綺麗。これは表紙買いしました。

パン作りを通して人と交流することでパンにしか興味のない少年がラッキースケベに遭遇し人の心を取り戻していく……という話です。嘘です。最高。

 

 

 

ビーンク&ロサ

ビーンク&ロサ

 

 

巻末のおまけ漫画に「マンガはつまり…漠然とした概念も表現できるメディアなんだ」という台詞があるんですが、このビーンク&ロサという漫画はその漠然とした何かがゆったりと心に流れ込んでくるような、そんな感じです。

少し考えすぎて、お腹がすいたら帰る。

最高。

 

 

 

文具少女ののの(1) (ヤングガンガンコミックス)

文具少女ののの(1) (ヤングガンガンコミックス)

 

 

これは愛の漫画です。

正義の文房具で悪の文房具と戦う目がハートになりっぱなし系文具少女(魔法を使うのが魔法少女なら、文具を使うのは文具少女じゃないか)の愛と芯の折れないシャープペンの漫画。

最高。

 

 

 

 

やがて君になる (1) (電撃コミックスNEXT)
 

 

とんでもない漫画。

強いて分類するなら百合漫画に属するんでしょうが、そんなジャンルの垣根を越えた"人の気持ち"を描く純文学だこれは。

何かにならねば、斯くあらねば。そういった各々が抱える脅迫観念めいた気持ちが飽和して受け皿から零れ落ちそうな一瞬の揺らぎを切り取った爆発。

最高。

 

 

ゆるゆり (14)巻 特装版 (百合姫コミックス)

ゆるゆり (14)巻 特装版 (百合姫コミックス)

 

 

最高。

 

 

 

だいたいめる子 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)

だいたいめる子 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)

 

 

めちゃめちゃ好きな漫画です。掲載誌がCOMIC X-EROS(エロ本)という異色の漫画(エロ本でない)。こういうジャンルのよく分からない小さい台詞の小ネタがごちゃごちゃした漫画がおれは大好き…。早く単行本2巻が出てほしい…。

 

 

 

以上です。早く続きが読みたい漫画ばかりだ。

最近は座椅子に座ってると腰が痛くなって読書が苦痛なので、腰が痛くならない座椅子が欲しい。あと間接照明が欲しい。