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本を勧める

今まで触れてきた本が少なすぎるせいか、いちいち読んだ本に感銘を受けすぎる。のは悪いことだとは微塵も思わないけど幼稚園児が絵本を読むの自分の読書はよく似ている。

人から勧められた本に『人間の社会には善も悪も正解も間違いもはっきりとはないが、ひとつだけ、力の差だけは明快に、疑いようもなく、歴然としてある』と主人公の言葉があって、自分の好きな本の話はその人にとってとても重大な話だから普段は心や手の内や本棚に秘めるものなのだろうけどそれをペラペラと外に言ってしまう自分が時々どうしようもない気持ちになるし何かしらの本を読み終わった直後にツイッターの投稿欄を開いたことがなんかもう「全員に負けた」と悔しすぎて涙が出ることがあるし自分に負けることなんてないし負けるのはいつも誰かにだ、と思いながらそれでも投稿します。

本を勧める、という行為は重大なことだ。重大なことというのは、例えば愛の告白だったり、器に米粒を残さないことだったりということで、それほど重大なことをしてくれる人は、相手がそこまで重大なことであると感じていなくても、というか確かめる術などないので、その勧められた本は信用したい思っている、と思うようにしようと今思いました。

机の上の放置していたコップのお茶の水面にカビが浮かんでいて、お茶はカビなど生えることのない世界で一番綺麗な液体だと思っていたのでショックを受けた。